亀の手は冷凍保存がいい?冷蔵庫の中で保存もできる?

亀の手

旨味成分たっぷりで美味しい亀の手ですが、食べきれない場合の保存はどうすればいいのでしょうか?

亀の手の保存は冷凍・冷蔵のどちらがいいの?」「生のまま保存でOK?」などとやってみないとわからないようなことや、様々な疑問が出てくると思います。

この記事では、亀の手の保存方法についてご紹介します。長く少しずつ亀の手を味わうことができますよ。

亀の手は冷凍保存をしよう

亀の手を数日中に食べる予定がなく、長期に保存をするのであれば冷凍保存をしましょう。

その際、塩茹でをした後で冷凍をする必要があります。生のまま冷凍保存をすると、皮が剥きにくくなるためです。

また、塩茹で以外に出汁にとった汁を、味付けせずに保存しても美味しく保存できます。-18度の温度で1ケ月くらい保存が可能です。

亀の手の下処理

亀の手は下処理が一番大切です。

  1. くっついている亀の手をばらし、簡単に汚れを落として海水と同じ塩分濃度3%以上の塩水に30分浸けます。この浸け置きで砂や付着した汚れが落ちやすくなります。
  2. 新たに塩水を入れたバケツの中で、しっかりとゴシゴシたわしに擦り付けながら洗います。

亀の手を処理するときに真水はNG!旨味成分が流れてしまいます。必ず「塩水」で処理をすることが鉄則です!

亀の手の塩茹で

塩茹での方法は簡単です。

  1. 亀の手を塩水でよく洗っておきます。
  2. 海水と同じ、塩分濃度3%の塩水を作ります。亀の手が浸る量の塩水が必要です。
  3. 沸騰させた塩水に亀の手を入れ、5分茹で火を消します
  4. 粗熱が取れたら、キッチンペーパーなどで水気をふき取ります。冷凍用ジップロックなどに入れ冷凍庫に保存し完了です。

解凍後の食べ方は、既に塩茹でしてあえるので、温めればそのまま食べることも可能です。

しかし、一般家庭用冷凍庫での保存は、身瘦せをすることが多くあります。解凍後は凍ったまま調理するといいでしょう。

味噌汁やお吸い物のような出汁に使うのがおすすめです。亀の手の出汁は二回まではとれます

亀の手の出汁

亀の手の出汁の取り方も簡単です。

  1. 亀の手を塩水でよく洗います。
  2. 亀の手が浸る量の水に亀の手を入れます。
  3. 沸騰後、中火〜弱火にして5分ほど煮て火を消します
  4. 熱が冷めたら、タッパーや冷凍用ジップロックに入れ冷凍をします。

汁もれが気になるようであれば、タッパーの中に冷凍用ジップロックを入れると安心です。

保存のポイントは空気を抜いて袋の口を止めることです。解凍の仕方は、自然解凍でもOK

すぐに解凍したい場合は、保存袋を開けやすくするためレンジをつかいましょう。保存袋の口を開け、寝かせて耐熱皿にのせます。電子レンジ(500W)で1食分程度につき3分加熱し半解凍状態にします。その後、半解凍状態の出汁を鍋に入れ温めます。

理想は急速冷凍

理想は急速冷凍なんですけど、一般的な家庭では急速冷凍機なんてありませんよね!

ちなみに、通販サイトなどで販売されている亀の手は、急速冷凍をしたものが販売されていることがほとんどです。急速冷凍をするメリットは、食品の品質を落とさずに冷凍できることです。

急速に凍らせることで、冷凍による食品細胞へのダメージを限りなく防ぎ凍結をさせることができます。そして、解凍後も冷凍前の味や食感を楽しめるのです。

 

一般的な家庭用の冷凍庫の機能だと、完全に冷凍するまでに時間がかかり、その間に食品細胞がズタズタに破壊されてしまいます。つまり、美味しさが損なわれるということです。

 

そういえば、以前友人の家に遊びに行った時に、かなり大きな冷蔵庫を外で見かけたことがありました。その時に「これは急速冷凍庫付き冷蔵庫だよ」と聞いたことがあります。

よくよく聞いてみるとその人のお父さんが釣り好きだということでした。魚の味や鮮度を落とさないためにもこのような保存方法を使うのです。

ちなみに、月々の電気代は5,000円程度だといわれていました。必要のない時には電源を切っているので、かかる値段は正確に計算できるそうです。小さめの冷凍庫ならもっと安いのかもしれませんね。

急速冷凍機の値段もものすごく高額なイメージもありましたが、安いものは2万円台からの販売があります。釣り好きや磯ものが好きな人、料理好きには一台あると理想!おすすめです。

 

話がそれましたが、急速冷凍機は一般的ではありません。冷凍保存をするということは、亀の手だけでなくどんな食品でも味や鮮度が落ちるのは頭に入れておいてください。

亀の手の冷蔵保存

亀の手の冷蔵保存の場合2日以内に食べるようにしましょう

亀の手が旬の時期は5月〜8月の夏にかけての時期なのですが、その時期は腐りやすい時期です。特に夏場は早めに食べるようにしましょう。

理想の保存方法は、火を通してから保存をすることですが、どうしてもそれができないのであれば、下処理後、海水濃度の塩水3%の水につけて保存しましょう。真水で保存すると、旨味成分が流れてしまいますので必ず守りましょう。

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